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丸紅と地所レジ、中国吉林省で住宅3,500戸開発

「偉峰初暁」プロジェクトの完成イメージ

 丸紅(株)、三菱地所レジデンス(株)は15日、中国吉林省のディベロッパー・吉林省偉峰実業有限公司との共同出資によって設立した開発会社を通じ、大規模複合開発を行なうと発表した。

 開発を発表したのは複合開発の「偉峰東域2期」プロジェクト(吉林省長春市、総戸数約1,400戸)と「偉峰初暁」プロジェクト(同、総戸数約2,100戸)の2件。いずれも住宅を中心とした開発計画。3社による共同事業としては第3、第4のプロジェクトとなる。

 「偉峰東域2期」は敷地面積約25万2,000平方メートル。閑静な住宅街として評価の高いエリアに位置し、買い替え層を中心に期待を集めている。住宅約1,400戸のほか、商業約130区画を整備し、建物面積は約30万5,000平方メートル。2021年3月に着工、24年9月の竣工を予定する。

 「偉峰初暁」は、敷地面積約12万4,000平方メートル。開発地は長春国際空港へのアクセスに優れたエリアで、今後の発展が期待されており、一次取得者層からの需要が期待できるという。住宅2,100戸、商業約50区画で、建物面積は約23万平方メートル。20年10月に着工済みで、24年12月に竣工する予定。


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