不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

賃貸住宅で無人販売機の実証実験/サッポロ不

「スマートリテールテクノロジー de GO」イメージ

 サッポロ不動産開発(株)は15日、同社保有のシェア型賃貸住宅「シェビア恵比寿」(東京都渋谷区、総室数32室)で、ゴールデンバーグ(株)が開発・運営するAI搭載型無人販売機「スマートリテールテクノロジー de GO(スマリテ)」の実証実験を開始した。

 スマリテは、在庫管理、プライスコントロール、温度監視機能などのデータ集積、可視化をクラウドシステムで一括コントロール。専用アプリと決済アプリを使い、自動販売機のQRコードをスキャンして庫内から商品を取り出し、ドアを閉めることでキャッシュレスで決済する。

 販売機は共有スペースに設置。利用状況や販売動向の分析、常設後の運営方法の検証等を行なう。商品は、希少性の高い生鮮食品や加工食品などをラインアップ。新型コロナウイルス感染症により新しい生活様式が求められる中、人との接触機会を減らしつつ、こだわりの食材を購入できる機会を提供する。

 実証実験は、3月31日まで。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら