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内見時の注意点、「スマホの電波が入るか」がトップ

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は25日、トレンド調査「不動産のプロが選ぶ!『初めての一人暮らしで気を付けるべきポイント』」ランキングを発表した。アットホーム加盟店で、初めて一人暮らしをする顧客を接客したことがあると回答した862店を対象に、11月18~24日の期間、インターネットでアンケートを実施した。

 「エリア・条件」で「意外と気が付かないが気を付けたほうがいい点」としてトップに上がったのは「無理のない初期費用・家賃設定か」の61.4%。2位が「希望条件にこだわり過ぎていないか」(52.8%)、3位が「学校や職場に通いやすいか」(50.9%)。不動産会社からは、「100%気に入るところはないため、希望条件はしっかりと優先順位を付けた上で住まい探しをすることが重要」との意見が多かった。

 一方、内見時では、「スマートフォンや携帯電話の電波が入るか」(42.9%)がトップに。2位は「近くに大きな音が出る建物や道路はないか」(41.3%)。深夜の騒音で眠れなかったり、日中のテレワークの際も集中できないなど、生活に不都合が生じる場合があるため、しっかりと確認するのが良いといったコメントがあった。3位は「ゴミ置き場のキレイさ」(37.9%)。建物の管理状況や清潔さが分かるためとしている。また、4位の「コンセントの位置」(37.1%)や6位の「共用部分の明るさ」(35.3%)など、不動産のプロならではの項目もランクインした。


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