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広告における取締件数が減少/ファーストロジ

 (株)ファーストロジックは27日、同社サイト「楽待」における2020年度の「不動産会社の審査」および「ペナルティ制度」の運用結果を発表した。

 同サイトでは、“公正な不動産投資市場を創造する”というビジョンのもと、「不動産会社の審査」および「ペナルティ制度」を設置。専門部署による契約締結前の審査に加え、同社サイトに登録された後も定期的にチェックし、問題があると判断した場合には、取引停止の措置を講じている。また、不動産公正取引協議会連合会による「不動産の表示に関する公正競争規約」に基づき、物件掲載に関するルールを定めており、違反した場合は、サイトの利用停止や退会措置をとるようにしている。

 20年度の結果は、「審査による取引停止件数」が10件(前年度比3件増)、「ペナルティ制度の取締件数」が15件(同11件減)となり、取締件数が大きく減少した。「不動産広告の無断掲載」が減少したことが主な要因。

 取締件数の内訳は、「不動産広告の無断掲載」が10件で最多。次いで「顧客対応」が3件、その他2件となった。


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