大和ライフネクスト（株）は1日、カンファレンスルーム付きホテル「L stay&grow（エルステイアンドグロウ）南砂町」（東京都江東区、客室数217室）を開業した。
戸田建設（株）が所有する同社南砂工作所跡地の有効活用プロジェクト。東京メトロ東西線「南砂町」駅より徒歩5分。敷地面積は6,642.67平方メートル。建物は鉄骨造地上7階建て、延床面積9,632.04平方メートル。土地建物を戸田建設が所有し、同社が管理・運営を手掛ける。
1、2階には18のカンファレンスルームを設置し、大規模な講演会・シンポジウムから少人数でのワークショップなど大小さまざまな会合に対応できる。3～7階の客室は、ダブルルームのシングルユースをメインに想定しており、ゆったりとした空間にしている。1階のレストランは、研修後の懇親会等にも対応でき、ベジタリアンやハラルに対応したメニューも相談可能。
施設全体に水や緑を活用した開放的な設計を取り入れるなど、五感を刺激する空間構成とし、自発的な学びと成長の場を目指す。
新型コロナウイルス対策として、カンファレンスルームは24時間換気システムで1時間に4回空気を入れ替えるほか、天井に浮遊物質を抑制する空気循環ファンを敷設した。また、移動型汚染空気浄化装置を2台導入し、抗ウイルスコーティング剤の施設内塗布などの対策も施した。