大和物流（株）は1日、物流施設「（仮称）久御山物流センターII」（京都府久世郡）を着工した。京都での開発は「久御山物流センター」（京都府久世郡）、「京都物流センター」（京都市南区）に続く3施設目。
近鉄京都線「大久保」駅より約1.5km、第二京阪道路「久御山南IC」より2km、京滋バイパス「巨椋IC」より約5kmと、関西主要都市へのアクセスに恵まれた物流適地に立地。敷地面積1万2,233.97平方メートル、鉄骨造・鉄筋コンクリート造地上5階建て（倉庫部分は4層）、延床面積は2万4,501.50平方メートル。
屋内トラックバースを採用し、上層階での保管可能面積を広く確保すると共に、天候に左右されない入出荷作業を可能とする。また、倉庫内に貨物用エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ3基設置して効率的な貨物搬送を図る。
竣工は2022年1月末の予定。竣工後は関西エリアに拠点を置くメーカーや流通事業者向けの保管・輸配送拠点として運営していく。