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20年下期の区分M利回り、11都市で上昇

 健美家(株)は9日、同社サイトに2020年下期(7~12月)に登録された新規物件を集計し、区分マンション、1棟アパート、1棟マンションの住宅系収益不動産について、政令指定都市(全20都市)別の利回りランキングを発表した。

 利回りが前期比で上昇した都市は、区分マンションで11都市、1棟アパートで7都市、1棟マンションで9都市だった。

 区分マンションにおける利回りの上昇率トップは、静岡市(利回り16.27%)。以下、新潟市(同15.63%)、熊本市(同15.57%)と続いた。1棟アパートは新潟市(同14.32%)がトップ。2位が堺市(同11.77%)、3位が北九州市(同10.91%)となった。1棟マンションは、1位が新潟市(同10.27%)、岡山市(同9.80%)、北九州市(同9.76%)と続いた。

 連続上昇した都市は、区分マンションでは横浜、川崎、静岡、名古屋、京都、大阪の6都市。1棟アパートでさいたま、京都、熊本の3都市。1棟マンションではさいたま、相模原、新潟、岡山、広島、熊本の6都市だった。名古屋と熊本は全種別で利回りが上昇。一方、札幌、仙台、千葉、福岡は全種別で下降した。


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