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ハウスコムと一建設、リースバック事業で提携

 ハウスコム(株)は15日に一建設(株)と業務提携。一建設のライフサポート型リースバック事業「リースバックプラス+」の提供を開始した。

 住宅購入検討者や住宅ローン利用者、相続対策を考える顧客を対象に、自宅を売却し、売却先と賃貸契約を結ぶことによって自宅に住み続けることができる一建設のリースバックを提供していく。さらに、住み替えを検討する際は、ハウスコムの知見を活用し、安心できる居住環境をサポートしていく。

 「リースバックプラス+」では、賃貸契約の更新ができる「標準プラン」と、期間を定める「定期プラン」の2タイプを用意。「標準プラン」は、将来自宅を買い戻す際の設定価格から、経年による建物価値減少分を差し引くシステムを導入。「定期プラン」は、1年目の賃料を0円とし、売却金のうち不要な資金を預けることで賃料を減額できるなど、さまざまなニーズに応える制度を導入している。どちらのタイプでも、契約3年目以降に同社新築戸建てへの住み替えが可能。敷金・礼金・更新料は不要。

 また契約者は、会員制サービス「はじめスタイルMembers」に加入すれば、駆け付けサービスや各種優待特典、セコム(株)の「セコム・ホームセキュリティ」など、自宅売却後の暮らしをサポートするさまざまなライフサービスを受けることができる。今回の業務提携により、提供メニューに医療救急の総合プラットフォーム「ファストドクター」が追加された。


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