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「RE100」の目標達成を25年に前倒し/東急不

 東急不動産(株)は15日、同社が掲げている「RE100」の達成目標を2025年に前倒しすると発表した。

 「RE100」は、企業活動に必要な電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的なイニシアティブ。

 同社は14年から再生可能エネルギー発電事業を開始。「ReENE」のブランド名で太陽光発電や風力発電などを全国で展開。再生可能エネルギーの発電施設は現在、建設中を含め53件、合計定格容量は原子力発電所1基分に相当する1,000MWを超える規模に達している。当初は達成目標を50年としていたが、今後も発電施設を全国で開発予定であることから、企業活動に必要な電力を100%賄う公約年数を大幅に前倒しできると判断した。

 21年度に約7%、22年度に約60%の施設の電力を再生可能エネルギーに切り替え、25年にはオフィス、商業施設、ホテルおよびリゾート施設など、同社が保有する全施設で100%再生可能エネルギーに切り替える予定。切り替え後は約45万7,000MWh(想定)の電力が再生可能エネルギーに置き換わり、年間約21万t・一般家庭の電力由来の年間排出量約10万9,000軒分のCO2削減につながる見込み。

再生可能エネルギーの導入スキーム


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