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宇宙領域のマッチングプログラム/三井不

 三井不動産(株)は15日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携・協力して、日本企業と海外企業との宇宙領域におけるグローバルビジネスマッチングプログラム「X-NIHONBASHI Global Hub」を開始すると発表した。

 同プログラムは、「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)プログラム」における協創活動の一環である「マッチング機会の提供」の第1号案件。日本企業と海外企業との宇宙領域における連携推進や、非宇宙領域からの宇宙領域への参入促進等を目的としている。

 三井不動産が日本橋のまちにおいて推進している、「場」の提供と「機会」の創出を通じて宇宙関連領域のビジネス拡大に貢献し、そこに集まる産学官の多様なプレイヤーとの協創活動を推移することで地上においてもイノベーションを起こしていく、という一連のプロジェクト「X-NIHONBASHI」に位置付けられる。

 同プログラムでは、21年の活動として世界的に著名なアメリカ航空宇宙局エイムズ研究センターと共同し、年間を通じてプログラムを共創する。

 3月には1stイベントとしてキックオフセッションを開催。また、8月に米国コロラド州で開催される世界最大級の宇宙ビジネス商談会「Space Symposium」に合わせて、日米企業間のリアルマッチングイベントを共催(NASA Ames、JAXA、X-NIHONBASHI)する予定。加えて、日本橋におけるプレイベントやアフターイベントを組み合わせ、年間を通して一連のプログラムとして開催することで、良質かつ効果的な機会を協創する。

「X-NIHONBASHI Global Hub」イメージ


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