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東急不、東五反田の再開発に参画

 東急不動産(株)は24日、「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」(東京都品川区)の参加組合予定者に選定され、同事業の参加組合予定者協定書を締結したと発表した。

 再開発計画地は、JR「大崎」駅と「五反田」駅の間に位置し、周辺は段階的な開発によって公園等のオープンスペースや道路整備が進められているエリア。当地区内には約30棟の建物が存在、築35年以上経過している建物が約6割を占めている。また、歩道がない箇所や狭い道路等安全性・防災性の課題も抱えている。

 再開発では、こうした課題を解決し、地域のシンボルである目黒川に面する環境を生かしたまちづくりを推進。土地の合理的かつ健全な高度利用を行ない、耐震性に優れた建築物の整備、道路・歩行者空間の整備および公園や広場等の整備による目黒川の親水空間の形成を図る予定。

 地区面積は約1.6ha。業務棟(A地区)と住宅棟(B地区)、公園(C地区)を整備する。

 業務棟は、敷地面積約9,200平方メートル、地上約20階建て、延床面積約7万平方メートル。住宅棟は敷地面積約4,500平方メートル、地上約40階建て、延床面積約4万1,000平方メートルで保育所を併設する。公園の敷地面積は約1,500平方メートル。

 いずれも竣工は未定。

「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」


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