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サービスアパートメント等を活用した生活習慣改善サービスを実証

計測したバイタルサインや摂取/消費カロリーなどの計測値にもとづき専門家がアドバイス

 (株)穴吹ハウジングサービスは8日、サービスアパートメントや民泊を活用した「体験型生活習慣改善サービス」提供に向けた、実証実験を開始した。

 同社は、2018年12月より“さりげないセンシングと日常人間ドック”の実現を目指すCOI東北拠点の活動に参画し、住生活空間とヘルスケアサービスを組み合わせたビジネスモデルの開発を行なってきた。今般、東北大学の永富良一教授監修のもと、サービスアパートメントや民泊において、食事や運動、睡眠などをセンシングし、その状態をドクターなど専門家のアドバイスとともにフィードバックすることで、実体験にもとづいた生活習慣の改善(行動変容、食事内容等)を促すサービスの提供を計画する。

 今回の実証実験は、グループ会社が経営する法人向け賃貸マンション「アルファコンフォート高松」(香川県高松市)にて、グループ従業員(8名)を対象とした健康経営の取り組みの一環として実施。特定健診で積極的支援が必要と診断され生活習慣改善を希望する従業員に協力してもらい、事業化へ向けた実証を行なう。実証期間は7月31日まで。


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