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JR九州、シェアオフィス・コワーキング事業に参入

コワーキングスペースイメージ

 九州旅客鉄道(株)は24日、シェアオフィス・コワーキングスペース事業への参入を発表した。

 2019年、同社の新規事業提案制度で提案が採用され、事業化に向けての検討が進められてきたもの。「駅を拠点としたまちの価値の向上」を目指し、オフィス分野の新たな事業形態を創出。JR九州グループとスタートアップ企業との共創機会の創出も行なっていく。

 第1号施設「Q(キュー)」(福岡市博多区)は、「博多」駅複合ビル「JR博多シティ」内の商業施設「アミュプラザ博多」に開設する。施設面積は571.18平方メートル。シェアオフィス(32ブース、月額4万円~)、コワーキングスペース(約60席、月額2万8,000円~)、語学教室のコラーニングスペース(12部屋、詳細は未定)で構成する。

 コラーニング・コワーキングスペースの運営を手掛ける(株)CO&CO(札幌市北区)と、シェアオフィスの企画運営、コンサルティングを手掛ける(株)Zero-Ten Park(福岡市博多区)を事業パートナーとしており、それぞれの拠点と相互連携。Zero-Ten ParkがQのコラーニングスペースを運営する。

 営業開始は21年6月末の予定。


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