髙松建設（株）は、賃貸マンション「市ヶ谷仲之町ヒルズ Wing・Crest」（東京都新宿区、総戸数87戸）の竣工を発表した。
白鶴酒造（株）の社宅・倉庫を、単身者をメインターゲットとした賃貸マンションとして建て替えたもの。都営地下鉄新宿線「曙橋」駅徒歩3分に立地。鉄筋コンクリート造地上6階建て、Wing（南棟）とCrest（北棟）で構成。Wingは延床面積1,803.65平方メートル、専有面積25.74～46.48平方メートル。Crestは延床面積1,966.98平方メートル、専有面積25.37～54.17平方メートル。間取りは1K、1DK、1LDK。
南から北にかけて広くなる敷地に合わせて、Wingは片廊下、Crestは中廊下（2～4階）と片廊下（5～6階）にすることで、日影規制を考慮しつつ無駄なく設計している。
大通りに面する東面は、約70ｍの敷地間口を生かしたバルコニーの面が連なるデザインを採用。閑静な低層住宅地に面する西面は、ガラスを多用したデザインとし、東西でイメージが違う外観に仕上げた。
オートロックや防犯カメラなどの防犯設備のほか、宅配ボックスや全戸トイレ内手洗い場を設置。Crest西側の上階は低層建物が多いため眺望がよいのが特長。最上階の住戸は日影規制でセットバックした箇所を利用してルーフバルコニーを配置した。
1階には薬局とクリニック3医院が入り、医療モールとして開業を予定。近隣の大学病院とも連携しやすく、入居者だけでなく周辺住民も気軽に利用できるクリニックとしての機能を目指す。
入居開始は2021年3月。