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ららぽーと海外初進出、上海で開業/三井不

「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」外観

 三井不動産(株)は4月28日、事業推進のために同社が100%出資で設立したプロジェクト会社「上海井橋商業管理有限公司」を通じて、中国・上海においてリージョナル型ショッピングセンター「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」を開業すると発表した。

 同施設は、地下鉄9号線「台児庄路」駅より徒歩7分。上海市の中でも急速な発展が続く上海東部の浦東エリアに位置する。敷地面積約4万3,000平方メートル、延床面積約14万6,000平方メートル、地上11階地下2階建て(7~11階は同社事業外のオフィス)。約180店舗で構成し、店舗面積は約5万5,000平方メートル。海外初進出の「ららぽーと」となる。

 上海ではECを中心とした消費スタイルが形成されており、消費者は施設に対して商品を購入するだけではない消費活動に期待を寄せている。そこで同施設では、「体験」を軸とした時間消費型コンテンツを多数用意。ファッション性の高い注目ブランドや、日本食のレストランゾーン、中国政府が率先して取り組むゼロ・エミッションに貢献する電気自動車のショールームなど、多様な店舗を揃える。さらに、海外では初となる実物大ガンダム立像を展示する。

 同社では同施設を皮切りに、2021年内に「(仮称)上海蓮花路駅ビル商業施設」の開業も予定している。

日本食レストランゾーン完成イメージ
海外初となる実物大のガンダム立像を設置する


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