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東急リバブル、投資用MにAIマッチングシステム

「投資用区分マンションAIマッチングシステム」活用イメージ

 東急リバブル(株)は、日本電気(株)(NEC)と共同で「投資用区分マンションAIマッチングシステム」を開発。東京23区および武蔵野市・三鷹市の区分マンションに投資するユーザーへのサービス提供を目指し、4月1日より本格稼働する。

 同システムは、同社が保有する約6年間分の過去取引に関するデータ(物件特性・希望条件・資金計画など)や営業担当者の経験値などに基づき、AI技術を用いて投資用区分マンションのおすすめ度をユーザーごとに分析。スコア化する予測モデルを搭載した。同社の事前検証により、営業経験5年以上の担当者が行なう物件選定と同レベルを実現している。

 同システムを活用し、購入希望者に対して物件情報をスピーディに提供し、投資機会の拡大に努める。一方、売却希望者には、購入確率の高い買い主へ優先的に売却物件を紹介することで、早期売却の実現を目指す。

 同社は今後も、より快適な不動産投資の機会を提供するためのデジタル化や、カスタマーエクスペリエンス(CX)向上に取り組んでいく考え。


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