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日鉄興和不、ミレニアル世代向けに9つの生活提案

「日めくりコーデ」のイメージ。バーチャルウインドウに毎日違う風景が投影される

 日鉄興和不動産(株)は8日、ミレニアル世代の価値観・ニーズを反映させたライフスタイル提案「Life CODE」を発表した。

 同社が運営する単身世帯の暮らし・住まいの研究所「+ONE LIFE LAB(プラスワンライフラボ[ワンラボ])」が、2020年5月に立ち上げた「学生とミライの暮らしを考える FOUCUS2030」においてミレニアル世代である学生とワークショップを行ない、その結果を基に新たな価値観と住まいの在り方について研究してきた。

 「Life CODE」は、服をコーディネートするように時代や価値観の変化に合わせてライフスタイルを多様に変化させていく発想で考案。ミレニアル世代の価値観やニーズを基に、9つのライフシーンを設定。それぞれのライフシーンを実現するための各種アイテムを開発・商品化し、21年秋ごろから同社が企画する一部マンションでオプション販売していく。

 初弾は「日めくりコーデ」として、「旅をしているような暮らし」を提案。風景配信サービスやバーチャルウィンドウサービスを提供する(株)ランドスキップ(札幌市中央区、代表取締役:下村一樹氏)と協業。ランドスキップ初の住宅専有部向けのバーチャルウィンドウを開発し、365日違った風景を配信するオリジナルコンテンツを開発する。

 このほか、「カラダ磨きコーデ」「美味しいコーデ」「癒されコーデ」などのテーマでのライフスタイル提案を開発していく計画。同社では、Life CODEについて、「従来の課題解決型の商品企画ではなく、30年までに起こる社会・常識の変化をとらえた提案型の商品企画を目指す」としている。


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