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広島のショッピングセンターを大規模リニューアル

リニューアル後の「アルパーク」(西棟)イメージ

 大和ハウス工業(株)は9日、ショッピングセンター「ALPARK(アルパーク)」(広島市西区)を大規模リニューアルすると発表した。

 「アルパーク」は、1990年に三井不動産(株)が開業した地域密着型の商業施設。2019年5月に大和ハウス工業が西棟・東棟を取得し、同社グループの大和情報サービス(株)が運営していた。築30年が経過し設備も老朽化していることから、内装更新も含む大規模リニューアルを決めた。

 30~40歳代のファミリー層をメインターゲットとし、幅広い世代が日常使いできる店舗で構成。西棟は生活雑貨やファッション、カフェ、フードコート、スーパーマーケットなど、約40店舗が新規開業する予定。東棟の既存店舗と併せて総店舗数は約160店舗となる。改修など費用は約90億円を見込む。

 敷地面積は約3万6,200平方メートル。現在の店舗面積は、西棟が4万492平方メートル、東棟が3万776平方メートルだが、リニューアル後は西棟2万8,049平方メートル東棟3万833平方メートルとなる。

 オープンは、23年春の予定。リニューアル後は売上高は年間約300億円、来場数は年間1,200億円を目標に据えている。


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