プロロジスは9日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代1」（千葉県八千代市）の起工式を執り行なった。
国道16号から約2kmと近く、東京都市圏および関東広域への配送拠点としてもポテンシャルが高い。京成本線「勝田台」駅・東葉高速鉄道「東葉勝田台」駅よりバス15分と、従業員雇用にも有利な立地であり、隣接地のバス操車場整備に伴って通勤利便性の向上も期待される。
物流施設2棟で構成する開発計画の1棟目で、敷地面積6万9,302.34平方メートル。建物は柱鉄筋コンクリート・梁鉄骨造の地上5階建て。延床面積は16万1,338.63平方メートル。竣工は2022年9月を予定する。
ダブルランプウェイを備え、上り下り専用のランプウェイをつくることで一方通行のトラック動線を確保。各階のトラックバースは間口11mスパンを採用し、45ftコンテナセミトレーラーがアクセスできるように設える。基準階面積は約2万6,000平方メートル。
緊急地震速報システムや衛星電話、非常用発電機、井水浄化設備などを備え、テナントのBCP対策をサポート。また、人感センサー付きLED照明や太陽光発電システムを設置し、環境負荷も低減する。
なお同施設に隣接してマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代2」を計画中。延床面積は約9万3,000平方メートルで、早期着工を目指す。「1」「2」を合わせた全体の敷地面積は約11万6,800平方メートル。