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分譲M事業は増収減益/和田興産21年2月期

 和田興産(株)はこのほど、2021年2月期決算(非連結)を公表した。

 当期(20年3月1日~21年2月28日)は、売上高398億600万円(前期比0.7%減)、営業利益27億3,700万円(同16.8%減)、経常利益19億1,800万円(同21.5%減)、当期純利益12億6,700万円(同28.8%減)の減収減益。

 主力の分譲マンション事業は、神戸・明石・阪神間を中心に20棟898戸(同123.9%増)を発売。総契約戸数は664戸(同8.5%増)、契約高は349億3,200万円(同21.5%増)。期末時点の契約済未引渡戸数は722戸(同1.8%減)、契約残高359億3,400万円(同9.9%増)となった。期中に14棟が竣工し、引渡戸数は677戸(同22.0%増)、売上高は316億9,700万円(同2.6%増)、セグメント利益は21億7,800万円(同9.0%減)だった。

 戸建住宅販売は44戸を引き渡し、売上高23億300万円(同9.3%増)、セグメント利益1,700万円(前期:セグメント損失900万円)と軟調。不動産賃貸収入は住居系賃貸の安定した賃料水準に支えられ、売上高31億4,000万円(同10.7%増)、セグメント利益11億7,200万円(同25.9%増)となった。

 次期は、売上高400億円、営業利益29億円、経常利益22億円、当期純利益15億円を見込む。


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