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東京建物、ビットキーと資本業務提携

 東京建物(株)は20日、(株)ビットキーとの資本業務提携契約を締結したと発表した。

 ビットキーは、認証・認可、ID連携、権利処理、分散化技術等を独自に組み合わせてつなぐデジタルコネクトプラットフォームである「bitkey platform」を開発。これを活用し、利用者を軸(ハブ)にしてIoT機器や各種サービスを連携させる仕組みである「workhub」のサービスを提供している。
 利用者は、スマホでworkhubにアクセスすることで、会議室予約システムやエレベーター呼び出しシステム、空調コントロール、食事配達サービスなど、メーカー・種類が異なるサービスでもストレスなく利用者認証され、快適に利用することができる。

 東京建物は、利用者がオフィスで過ごすさまざまな時間を快適に過ごせる「選ばれるオフィス・通いたくなるオフィス」を目指し、ビットキーの独自技術を活用することを決定。この度の資本業務提携に至った。

 業務提携を推進するにあたり、東京建物が運営する複合オフィスビル「東京スクエアガーデン」(東京都中央区)にビットキーが入居し、オフィスビル向けにプラットフォーム「workhub(ワークハブ)」の導入を進めていく。また今回の取り組みで両社がノウハウを相互提供していくことで、両社のサービスの開発・改良を進め、将来的には東京建物が運営する他のビルへの導入も検討していく計画。

 「workhub」導入後は、東京スクエアガーデンをworkhubが体験できるライブショールームとして活用する予定。


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