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大和ハウス、広島市内で産業団地を開発

「広島イノベーション・テクノ・ポートII」

 大和ハウス工業(株)は20日、産業団地「広島イノベーション・テクノ・ポートII」(広島市西区)の開発に着手すると発表した。

 開発地は山陽自動車道路「五日市インターチェンジ」と「廿日市インターチェンジ」から約10km。中国・四国地域だけでなく、関西、北陸、九州地域へのアクセスも容易な立地。すでに隣接地で「広島イノベーション・テクノ・ポートI」を販売している。

 事業面積は約7.9万平方メートル(販売予定面積は約7万平方メートル)。製造施設や物流施設、研究所等の新設が可能で、約6,800~1万6,000平方メートルの6区画に分割する予定。

 先進技術の導入を促進する予定で、特に物流施設向けには施設内オペレーションや自動搬送ロボット、物流の運行管理システム等を提案し、最適な施設運営をサポートする。

 広島市洪水ハザードマップの予想高潮位よりも床面を高く設計でき、水害等の回避が可能。リチウムイオン蓄電池の設置や免震構造の採用、防災備蓄倉庫の設置等、防災設備・アイテムも積極的に提案していく。

 事業費は約170億円。2022年3月に造成工事を完了、同年4月に建物着工、23年3月に事業を完了する計画。


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