不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

大阪で伝統工芸を体験できるホテル

「MIMARU 大阪 心斎橋WEST」外観

 (株)コスモスイニシアは、都市型アパートメントホテル「MIMARU 大阪 心斎橋WEST」(大阪市西区、総客室数37室)を5月1日に開業する。

 同施設は、大阪メトロ四つ橋線「四ツ橋」駅徒歩2分、大阪メトロ長堀鶴見緑地線「西大橋」駅徒歩3分に立地する。共用部やプレミアムルームのデザイン監修に(株)夏水組を起用。エントランスは、金箔を泊筒に入れ、散らして装飾する“金砂子”という技法で歌舞伎松を表現した襖絵と、重要無形文化財に指定される三重県の伊勢型紙を使ったランプシェードで装飾した。

 客室は、約40平方メートル(定員4~5人)のタイプや、約60平方メートル(同7人)のプレミアムルームなど、数タイプを用意。最大9人まで利用できるコネクティング対応も可能とする。プレミアムルームでは、イタリア老舗メーカーが手彫り木版を用いて福井県の越前和紙に印刷した襖紙を、客室内のベッドヘッドパネルと間仕切り扉に採用。ベッドスローとクッションも同じ柄にした。

 また施設内で、伊勢型紙を使用した和ハガキ作りや、南部鉄器の使用体験など日本伝統工芸の体験も用意し、継続的に開発していく計画。

プレミアムルーム内観


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら