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住宅受注は下期に回復も減収減益/積水化学21年3月期

 積水化学工業(株)は27日、2021年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~21年3月31日)は、売上高1兆565億6,000万円(前期比6.4%減)、営業利益673億円(同23.5%減)、経常利益626億4,900万円(同28.2%減)、当期純利益415億4,400万円(同29.8%減)。

 住宅カンパニーは、新築住宅の受注が通期では前期を下回ったものの、第3四半期以降は市況が回復基調で、下期の受注は前年同期並みとなった。分譲・建売住宅は好調に推移。リフォーム事業は、個客との接点の減少により、通期の売上高が前期を下回ったが、コスト削減が計画以上に進捗し、下期は増益に転換した。
 その結果、売上高4,852億円(同5.4%減)、営業利益305億円(同19.2%減)となった。

 次期は、売上高1兆1,326億円、営業利益860億円、経常利益860億円、当期純利益600億円を見込む。


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