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管理Mで開発ソリューションの導入が完了

 明和地所(株)と関係会社の明和管理(株)は12日、マンション管理のソリューション「kanri.online(管理オンライン)」を、明和管理が管理するマンションに導入したと発表した。

 「kanri.online」は、明和地所が開発したタブレット・通信・モバイルアプリ・SaaS一体型サービス。

 両社は2017年度より共同で、DX推進実証実験を開始。明和管理が管理するマンションにタブレット(iPad)を設置し、同社フロント社員などとマンション内で勤務する管理員とのコミュニケーションをタブレットを介して行なうことで、より迅速な意思疎通を実現してきた。同時に明和地所では、「kanri.online」を開発し、研修プログラムやサポート窓口の運用を行なってきた。その後、19年度の投資対効果の検証過程を経て、20年度に明和管理での本格導入を開始。このほど、21年3月に800棟のマンションへの導入が完了した。

 同社グループでは、「kanri.online」の外販を行なっていくと共に、明和地所が分譲するマンションへの導入を進めていく。


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