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GLP、流山で新たに物流施設2棟を開発

「GLP ALFALINK流山5&6」完成イメージ

 日本GLP(株)は13日、物流施設「GLP ALFALINK流山5」および「GLP ALFALINK流山6」(千葉県流山市)の起工式を執り行なった。

 常磐自動車道「流山」ICから0.5km。8棟構成の物流施設団地「GLP ALFALINK流山」の中心エリアに位置するという特徴を生かし、他の棟や周辺地域から人が集まり、コミュニティやビジネスが創出されるような施設づくりを目指す。両施設合計で、敷地面積約11万3,000平方メートル。「流山5」は延床面積約16万6,000平方メートル、鉄筋コンクリート造地上4階建て。「流山6」は、延床面積約6万8,000平方メートル、鉄筋コンクリート造地上4階建て。

 地元での起業や拠点開設を支援するためのスモールオフィスや、アフターコロナを見据えたリモートワークスペース、地域参加型イベントなど多目的に利用可能なシェアキッチン付きのマルチスペースなど多様な施設を設置。地域との共生や入居企業同士のコミュニケーション醸成を図る。ビジネス機会創出の観点からは、入居企業の企業情報を見せられるデジタルサイネージの設置や、ビジネス交流イベントの開催により、新たなマッチングのきっかけを提供する。

 最寄り駅への無料循環バス、路線バスへの乗り入れは、これまで開発してきた「流山1~3」と同様に実施するほか、棟間移動のために1~8を巡回する無料バスも運行し、施設全体で働きやすい環境を構築する。

 なお、「流山5」は、大手食品卸売会社の三井食品(株)が常温・冷蔵(一部冷凍も予定)の3温度帯物流センターとして利用する予定。

 いずれも着工は2021年5月、竣工は23年1月を見込む。


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