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60年代のまち並み再現した西武園ゆうえんち開業

開業の様子

 西武鉄道(株)および(株)西武園ゆうえんちは19日、「西武園ゆうえんち」(埼玉県所沢市)のリニューアルを完了し、グランドオープンした。

 西武山口線「西武園ゆうえんち」至近。敷地面積約20ha。同施設は、1950年に開業。リニューアルは70周年記念事業として2019年に開始。(株)刀(大阪府大阪市、代表取締役CEO 森岡毅氏)と協業し、取り組んできた。総事業費100億円。

 リニューアル後の施設は、「心あたたまる幸福感に包まれる世界」をコンセプトに1960年代の日本を再現。エントランスには当時実際に走っていた路面電車を設置し、施設内には商店街のまち並みを整備した。商店街中では、店主等に扮したキャストがライブ・パフォーマンスを提供する。その他、大怪獣「ゴジラ」をテーマにしたライドアクション「ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦」などのアトラクションや、「鉄腕アトム」、「ジャングル大帝」などのキャラクターが登場するファミリーエリアも整備した。

 (株)西武ホールディングス代表取締役社長兼西武鉄道取締役会長の後藤高志氏は、「西武グループは、同施設のオープンにより、グループの重要拠点である埼玉・所沢を『訪れたい場所』に変え、地域社会の活性化に貢献していきたい」などとコメントしている。


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