三井不動産（株）は27日より、法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」において、（株）ドコモgaccoが運営するMOOCプラットフォーム「gacco（ガッコ）」との協業をスタートする。
ワークスタイリングで年間約80回開催している会員向けイベントにはこれまで延べ約5,000人が参加。“学び”を深めるニーズが高いことから、今回の協業に至ったという。
MOOCとは、大規模公開オンライン講座のこと。gaccoは、会員を対象に、AI、DX、SDGs、IoT、統計学などのビジネススキル向上に役立つものや、日常に役立つインターネットセキュリティ対策、また心理学・歴史などの教養を深めるものなどを含め、さまざまな講座をオンラインで提供するサービスを実施している。講座の講師は、大学や企業に所属する人が担当しており、現在の会員数は85万人超。
今回の協業により、5月27日にワークスタイリング会員を対象として、ビジネスパーソンの関心が高いデジタルトランスフォーメーションに関する講座をオンラインで提供する。講師は（株）データミックス代表取締役の堅田洋資氏。
三井不動産では、新たな学びの機会を創出していくことで、単なるワークスペースの提供にとどまらない、企業のビジネス成長を支援するサービス提供を目指す考え。