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福岡・天神の複合施設、6月から順次開業

「レソラ今泉テラス」外観

 NTT都市開発(株)は2日、福岡・天神で開発を進めている複合施設の名称を「レソラ今泉テラス」(福岡市中央区)に決定したと発表した。

 福岡市営地下鉄「天神」駅より徒歩10分、西鉄天神大牟田線「薬院」駅より徒歩5分。敷地面積は777.06平方メートル、建物は地上10階地下1階建て、延床面積は約3,858平方メートル。同社が福岡の天神エリアで展開している商業施設名「レソラ」シリーズの第3弾。施設各所に設けたテラスや開口部等の開放的なデザインが特徴で、今泉エリアにおける文化を軸にした交流、創出・情報発信の拠点を目指す。

 1階には、福岡を拠点とするナチュラルワインの「I.N.U wines(アイエヌユー ワインズ)」が出店(2021年秋開業予定)。10階には、今泉を拠点に大人のバー空間を提供する「DREIE PARK SUD(ドライエック パーク ス―ド)」が6月21日に開業する予定。

 2階にはNTT都市開発のシェアスペース事業「LIFORK 今泉」が地方都市初進出。パソコン1つで自分仕様の働くスペースを実現できるLIFORK初のセットアップオフィスとし、教育系事業のスタートアップ(株)TOCTH JOBの入居を予定している。

 3~9階にはアスコット社の新ブランドホテル「lyf Tenjin Fukuoka(ライフ天神福岡)」(総室数131室)が出店。6月16日に開業予定。次世代の旅行者向けにデザインされたユニークで多様なソーシャルスペースで構成されるコリビングがコンセプト。客室タイプはスタジオダブルが72室、スタジオツイン46室、スタジオコーナーツイン12室、ユニバーサル1室。


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