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TOKYO TORCHの商業ゾーン、7月21日に開業

手前が「TOKYO TORCH Park」、奥が「TOKYO TORCH Terrace」

 三菱地所(株)は2日、東京駅日本橋口前の常盤橋街区再開発「TOKYO TORCH」に6月に竣工する「常盤橋タワー」内の商業ゾーンの名称を「TOKYO TORCH Terrace(トウキョウトーチテラス)」に、街区中央に位置する大規模広場の名称を「TOKYO TORCH Park(トウキョウトーチパーク)」に決定した。7月21日にグランドオープンする。

 「TOKYO TORCH」は約3万1,400平方メートルの敷地に、オフィス、商業施設で構成する「常盤橋タワー」、オフィス、ホテル等で構成する「Torch Tower」および変電所・下水道局を建設するプロジェクト。総延床面積は約74万平方メートル。

 「TOKYO TORCH Terrace」は、常盤橋タワービル内の地下1階から地上3階に位置。地方の名店を中心に多様な店舗が集積。日本初出店のスペイン料理「Bar Español YEBRA」や、東京初出店の「フレンチ串揚げ BEIGNET(ベ二エ)」、新業態の「北海道 炉端 えぞ羅」等13店舗が出店する。店舗前には大規模広場「TOKYO TORCH Park」から続くテラス空間を備え、ポストコロナ時代のニューノーマルとして、屋外でも飲食が楽しめる空間を用意する。

 また、3階のカフェテリアラウンジ「MY Shokudo(まいしょくどう)」は、ワーカーが全オフィスフロアからダイレクトにアクセスできる、就業者の共用サービススペースとして整備。利用する人の健康をサポートしながら、コミュニケーションを促進するためのさまざまなプログラム、サービスを提供していく。開業は2021年8月中旬。

 「TOKYO TORCH Park」は、東京駅至近にありながら自然を感じられる約7,000平方メートルの大広場。新潟県小千谷市の錦鯉が泳ぐ親水空間や、茨城県つくば市の天然芝等、全国の自治体と協業し、東京駅前から日本の文化・魅力を発信していく。


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