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勝どきの大規模マンション、7ヵ月で500戸超完売

「パークタワー勝どきミッド/サウス」イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)は2日、鹿島建設(株)、清水建設(株)と開発中の分譲マンション「パークタワー勝どき」(東京都中央区、総戸数2,786戸)サウス棟(1,665戸)のモデルルーム事前案内会を、7月上旬より開始すると発表した。

 同物件は、都営大江戸線「勝どき」駅徒歩2分に立地。商業、スポーツアリーナ、保育園、新設の駅出入り口等、生活利便施設を街内に設けた約2.3haの商住複合大規模再開発プロジェクト「GRAND MARINA TOKYO」内にあり、地上45階建ての「ミッド棟」(総戸数1,121戸)と地上8階建ての「サウス棟」で構成する。

 サウス棟はミッド棟よりも高さがあるため、上層部にはスカイデッキを設置。約2万3,000平方メートルの敷地は約70%の空地率を確保。800本超の中高木を配した約7,000平方メートル超の緑地空間を設けるなど、環境に配慮したランドスケープとしている。

 半個室も用意した「ブックコリドー」や、水辺や緑を望むテラス席「キャナルサイドテラス」を用意。ミッド棟には個室ブースや会議室付きの約300平方メートルのコワーキングスペースを設置する等、ニューノーマル時代の多様な暮らし方・働き方に対応する。

 サウス棟は事業協力者住戸を除く1,115戸を販売する。販売価格は4,700万円~3億7,800万円。販売開始は9月上旬。建物完成は2023年8月下旬、入居開始は24年4月下旬を予定している。

 一方、ミッド棟については20年11月より販売を開始。1期1次~2期1次に、販売対象となる570戸中507戸を販売。全戸契約済みとなった。エントリー数は約1万5,000件で、来場総数は約3,000組。販売価格は3,690万~3億3,980万円。登録申し込み総数は約1,500件で、最高倍率は27倍。30歳~40歳代のファミリー層が中心で、ニューノーマル時代の生活様式に対応した個室付きコワークスペース等の共用部などが好評だという。


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