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TKP、中小法人のワクチン職域接種を支援

 (株)ティーケーピー(TKP)は16日、全国12エリア20施設に「TKP職域ワクチンセンター」を21日以降順次開設すると発表した。

 北海道、仙台、千葉、埼玉、東京(8ヵ所)、横浜、名古屋、京都、大阪(2ヵ所)、広島、博多、長崎の各エリアの施設において、ワクチンや医療従事者の確保、必要備品の手配といった職域接種に必要なサポートを提供するもので、1法人50人単位で申し込みができる。自社の従業員だけでなく、従業員の家族や関連企業従業員を対象とすることも可能。

 接種を実施する企業は、1人に当たりワクチン2回分4,400円のワクチン接種サポート費をクレジットカードで前払いする。予約は専用ウェブサイトから。

 また同社は、21日から(公社)経済同友会と協力し、社員1,000人未満の企業向けに新型コロナウイルスワクチンの職域接種を都内で実施する。同会の会員企業118社の従業員やその家族約4万3,000人を対象とする。

 同社代表取締役社長の河野貴輝氏が同会幹事を務めていることもあり、中小規模の企業にも職域接種を進めるという同会の意向に賛同した。同社は、ワクチン接種会場の提供に加え、医療従事者やワクチンの手配なども進める。

 接種会場は都内の同社カンファレンスセンターなど。医療関係者の派遣費用やワクチン手配、会場運営等の実費として、1人1回接種当たり2,000円程度の負担が必要になる。

「TKP職域ワクチンセンター」のイメージ


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