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個人顧客との契約書類をすべて電子化/レオパレス

 (株)レオパレス21は16日、個人向け電子契約サービスの範囲を拡張し、「駐車場の電子契約サービス」をスタートした。

 同社では2015年に「賃貸契約のペーパーレス化」を開始し、賃貸住宅の部屋については、個人・法人といった顧客属性によって異なる書類や手続きについて、検証を重ねながら段階的に電子化・オンライン化を推進してきた。今回、駐車場の契約を電子化することで、書面交付が義務付けられている定期借家契約を除き、顧客との間で取り交わす一連の賃貸契約のすべてを電子化・ペーパーレス化できるようになった。

 今回のサービスでは、契約手続き完了後、顧客に対して契約書の控え(電子文書)をメールで送信することで、顧客の利便性の向上につながるとしている。また、業務負担の軽減として、年間想定で約2,150時間削減、約970万円の削減効果が期待できる他、ペーパ-レスにより省資源化も実現できるとしている。

 今後は、21年秋をめどに個人顧客との間で取り交わす一連の契約手続きをオンライン上で完結できるよう、実証実験を重ねていく考え。


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