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ベトナム・ビンズン省で大規模Mを竣工/東急他

「SORA gardens II」外観

 東急(株)と同社子会社のBECAMEX TOKYU CO,LTD.(ベカメックス東急)、三菱地所レジデンス(株)は30日、ベトナム・ビンズン省で分譲マンション 「SORA gardens II」(総戸数557戸) を5月に竣工したと発表。

 ビンズン省は、ベトナム最大級の都市であるホーチミン市の北部に隣接。ホーチミン市・ハノイ市に次いで3番目となる約4,000件の外国直接投資(FDI)誘致実績がある。外国企業の工場の集積やそれに伴う人口増加が進み、現在の人口は約260万人。

 3社は、現地で不動産開発等を手掛ける合弁会社「BTMJR INVESTMENT LIMITED COMPANY」を2018年10月に設立し、19年5月に着工した。

 敷地面積7,948平方メートル、延床面積8万1,909平方メートル、地上24階建て。15年竣工済みの「SORA gardens I」に隣接する立地。1階には商業区画、4階には共用のプールやBBQ広場、キッズパーク、ジム、サウナ、ゲストルームを設けた。専有部は全戸へスマートホームシステムを導入し、スマートフォンから玄関扉や家電製品の遠隔操作を可能とした。

 住戸の専有面積は53~117平方メートル。間取りは2ベッドルーム、価格帯1,500万円台が中心。19年10月に販売開始し、ベトナム人富裕層や外国人顧客を中心に約9割が成約している。

 7月より入居を開始する。


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