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川崎市と連携し沿線のにぎわい創出へ/小田急電鉄

 小田急電鉄(株)と川崎市は8日、3月に策定した「小田急沿線川崎エリアまちづくりビジョン」の第2弾プロジェクトとして、「登戸・遊園 ミライノバ」を推進していくと発表した。

 両者は包括連携協定に基づき、沿線の価値向上を目的に同ビジョンを策定。第1弾プロジェクトとして、MaaSアプリ「EMot」を活用した「生田緑地おでかけチケット」を発売している。

 第2弾プロジェクトの推進に当たり、同日付で「登戸土地区画整理事業の管理用地を活用したまちづくりへの連携・協力に関する覚書」を締結。関係企業・団体、地域住民や共創パートナーと共に取り組みを進めていく。

 覚書では、イベントの開催などにぎわいや交流等の創出、地域関係者等との協業、対象地域の将来的なまちづくりの検討に関すること等を連携・協力事項として盛り込んだ。
 具体的には、登戸土地区画整理事業において、道路や宅地として使用が開始されていない市の管理用地等を活用。定期的にキッチンカー等が出店する「イツモの日」と、地域住民や共創パートナー等がイベントを行なう「ハレの日」を開催する。「イツモの日」では、同エリアへのテナント出店に興味を持つキッチンカー等の事業者の誘致を行なうほか、キッチンカー等の購買データを一般公開することで、同エリアへのテナント出店の促進につなげる。


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