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売却等好調で増収増益/インテリックス21年5月期

 (株)インテリックスは13日、2021年5月期決算(連結)を発表した。

 当期(20年6月1日~21年5月31日)は、売上高410億7,400万円(前期比8.5%増)、営業利益21億7,000万円(同95.8%増)、経常利益19億2,600万円(同154.3%増)、当期純利益11億2,700万円(同116.0%増)となった。

 主力の中古マンション再生流通事業(リノヴェックスマンション事業)は、コロナ禍の影響で仕入れ数が低い水準で推移したものの、販売件数は1,420件(同84件増)と好調だった。平均価格は2,204万円(同3.7%下落)、物件販売の売上高は312億9,900万円(同2.4%増)。結果、同事業部門の売上高は314億6,600万円(同2.3%増)、営業利益は13億5,500万円(同45.5%増)の増収増益となった。

 その他不動産事業では、リースバック物件を対象とする不動産信託受益権の譲渡(19億円)や、不動産小口化商品「アセットシェアリング三軒茶屋」(5億円)、港区六本木の物件(26億円)等の不動産売却を実施。内装事業やホテル宿泊事業は減収となった。同事業部門は売上高96億700万円(同35.4%増)、営業利益15億6,100万円(同93.3%増)。

 次期は売上高432億3,400万円(同5.3%増)、営業利益12億8,300万円(同40.9%減)、経常利益10億400万円(同47.9%減)、当期純利益6億8,900万円(同38.9%減)の予想。


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