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家を買うなら知っておきたい制度のトップは「ローン控除」

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は14日、「不動産のプロが選ぶ!『家を買うなら知っておきたい制度』ランキング」を発表した。

 全国のアットホーム加盟店を対象にこれから住宅を購入またはリフォームする人におすすめしたい制度をインターネットでアンケートした。購入する際におすすめの制度については、主業務が、売買仲介(買い主側・売り主側)または注文住宅、建売分譲と回答した全国のアットホーム加盟店856店、リフォームについては、主業務がリフォームと回答した全国のアットホーム加盟店268社が調査対象。

 住宅を購入する際、知っておきたい制度は「住宅ローン控除(減税)」がトップで55.8%。次いで「すまい給付金」(51.9%)、「不動産取得税の軽減措置」(38.9%)となった。不動産会社からは「ローン減税が1%分全額戻ってくると勘違いしている人や、すまい給付金が持分に応じていることを知らない人が多い」という声があった。

 リフォーム編では、「市区町村独自の補助金」が38.1%でトップ。「高齢者住宅改修費用助成制度(介護リフォーム)」(35.1%)、「住宅ローン控除(減税)」(31.0%)という順となった。「市区町村独自の補助金については、目的によって、補助金の対象となることが分かりづらい」や「高齢社会になり、必要なことがあると思うので、知っておくことは大事だから」等のコメントが挙がった。


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