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MM21の複合ビルで横浜市のSDGs活動を推進

 鹿島建設(株)、住友生命保険相互会社、三井住友海上火災保険(株)は14日、みなとみらい21中央地区58街区で進めている「横濱ゲートタワープロジェクト」(横浜市西区)において、横浜市と連携協定を締結したと発表。

 同プロジェクトは、JR「横浜」駅徒歩6分、みなとみらい線「新高島」駅徒歩1分に位置。約9,307平方メートルの敷地に、複合ビルを建設する。鉄骨造地上21階地下1階建て、延床面積約8万4,000平方メートルで、賃貸オフィスや貸会議室、クリニックの他、プラネタリウムを併設しにぎわいを創出する。

 横浜市は2018年1月にDSGs達成に向けた取り組みとして、相談窓口やの同市の取り組みを発信する拠点となる「ヨコハマ SDGs デザインセンター」を設置。同年6月には国からSDGsの達成に向けて優れた取り組みを行なう「SDGs未来都市」に選出され、市民や事業所との連携による横浜型「大都市モデル」の創出を目指している。

 今回の提携により、「ヨコハマ SDGs デザインセンター」を横濱ゲートタワーに移設。3者と横浜市でより一層の連携を図るとともに、イノベーション創出につながる空間整備やSDGs達成に向けた活動を展開していく。

 「横濱ゲートタワー」の竣工は21年9月、グランドオープンは22年3月の予定。デザインセンターの移設時期や同センターでの取り組みは決定次第、公表する。

「横濱ゲートタワー」イメージ


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