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三井デザインテック、銀座の新本社で最先端のABW

「ネイバーフッドエリア」イメージ

 三井デザインテック(株)は、本社を「銀座6丁目-SQUARE」(東京都中央区)の1~3階(面積1,512坪)に移転。オフィスの名称を「CROSSOVER Lab」に決定した。

 最先端のABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)研究と同社のデザイン哲学「クロスオーバーデザイン」(さまざまな領域における空間づくりで培った知見や実績、手法などを他の空間づくりにも積極的に取り入れ、横断的な発想で今までにない新たな空間価値の創造)を掛け合わせ、リアルなオフィスでしか得られない体験や自由な発想を促す空間をデザインした。社員一人ひとりの個性や専門性を掛け合わせる「CROSSOVER」をコンセプトとし、社内外の組織の垣根を超えた「協創」、働く人に「エンゲージメント」や「Well-Being」を促すことを目指した新しい働き方を実現していく方針。

 コミュニティを形成する「Community area」を中心に、組織の枠組みを超えて多様な個性や専門性の連携を促す「Co-creation area」、個人の生産性を高める「Drive area」によって構成。各エリアを「CROSSOVER ROAD」でシームレスにつなげることで、リアルなオフィス空間だからこそ生まれる偶発的な交流や出会いを加速させる。

 フリーアドレス席のほか、スタッフ・各部事務系部門など周囲から相談の多い部門・職種専用のコア席を設置し、コア席を中心として形成される事業本部ごとのゆるやかなエリア(ネイバーフッドエリア)を設定。カフェも併設されたリラックスラウンジ、キッチン&バー、屋外テラスを設けた。またオンライン会議専用ブースの壁には、気分や内容に応じてブースが選べるようファッションブランド「ミナ ペルホネン」のファブリックボード10種類を採用している。

 利用状況等を把握するため、各種センサーとスマートフォンを活用したオフィスにおけるワーカーの行動可視化ツール等も導入する。


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