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6月のレインズ、成約が前年同月比4ヵ月連続増

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2021年6月の全国の指定流通機構の活用状況を発表した。

 同月の新規登録件数は37万3,741件(前年同月比4.0%減)と、前年同月比で4ヵ月ぶりにマイナスに転じた。成約報告件数は4万7,095件(同1.2%増)と、前年同月比で4ヵ月連続のプラスに。総登録件数は79万6,440件(同2.9%減)と、前年同月比で2ヵ月連続のマイナスとなった。

 売り物件は新規登録件数が10万9,376件(同19.2%減)と、15ヵ月連続で前年同月比マイナスに。成約報告件数は1万7,073件(同4.7%増)と、前年同月比で4ヵ月連続のプラスとなった。総登録件数は29万730件(同23.3%減)と、前年同月比では12ヵ月連続、前月比では14ヵ月連続のマイナスとなった。

 賃貸物件の新規登録件数は26万4,365件(同4.1%増)と、前年同月比で14ヵ月連続のプラス。成約報告件数は3万22件(同0.6%減)と、前年同月比で4ヵ月ぶりにマイナスに転じた。総登録件数は50万5,710件(同14.7%増)と、13ヵ月連続でプラスとなった。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が8万2,424件(同9.4%減)。このうち、専属専任が1万2,298件(同12.9%減)、専任が3万8,777件(同6.2%減)、一般が3万1,349件(同11.8%減)だった。
 なお、売り主物件については新規登録が2万5,586件(同39.6%減)、成約報告が2,499件(同22.2%減)。


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