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物流施設「T-LOGI」シリーズを全国展開/東京建物

「(仮称)T-LOGI福岡」外観完成イメージ

 東京建物(株)は6日、首都圏で展開している物流施設「T-LOGI(ティーロジ)」シリーズについて、全国へ本格展開すると発表した。

 グループが強みとする用地情報取得ネットワークをより一層活用し、国内主要物流集積地を中心に立地を厳選。物流施設の開発を積極化する。

 九州圏、近畿圏、中部圏における同社初の物流施設開発事業として、福岡県糟屋郡須恵町、京都府京都市伏見区、愛知県一宮市でマルチテナント型物流施設の開発用地を確保。加えて大阪市西淀川区の物流施設開発計画((株)センターポイント・ディベロップメントとの共同事業)に参画した。
 今後は、「(仮称)T-LOGI福岡」、「(仮称)T-LOGI京都伏見」、「(仮称)T-LOGI一宮」、および「(仮称)大阪物流施設プロジェクト」として、開発を推進していく。

 「(仮称)T-LOGI福岡」は、九州自動車道「福岡」IC約9kmに位置。敷地面積約9,312平方メートル、延床面積約1万6,600平方メートル、鉄骨造地上3階建て。5月に着工しており、2022年4月末竣工予定。すでに佐川グローバルロジスティクス(株)の一括賃借・入居の内定を得ている。

 「(仮称)T-LOGI京都伏見」は、第二京阪道路「伏見」IC約2.5kmに位置。敷地面積約1万1,428平方メートル、延床面積約2万5,500平方メートル、地上4階建て、22年夏着工、23年夏竣工予定。

 「(仮称)T-LOGI一宮」は、東海北陸自動車道「一宮西」IC約2kmに位置。敷地面積約3万3,244 平方メートル、延床面積約8万平方メートル、鉄筋コンクリート造鉄骨造地上4階建て、22年春着工、23年秋竣工予定。

 「(仮称)大阪物流施設プロジェクト」は、阪神高速道路「大和田」IC約1.8km、阪神電気鉄道阪神なんば線「出来島」駅徒歩約9分と通勤アクセスにも優れた立地。敷地面積約1万5,336平方メートル、延床面積約3万1,136平方メートル、地上4階建て、21年夏着工、22年秋竣工予定。

 なお、現在、首都圏では8物件を手掛けており、全国で計12プロジェクトを推進している。


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