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分配金は1万1,684円/NBF21年6月期

 日本ビルファンド投資法人(NBF)は17日、2021年6月期決算を発表した。

 当期(21年1月1日~6月30日)は、営業収益462億1,300万円(前期比10.7%増)、営業利益227億7,800万円(同21.7%増)、経常利益214億2,800万円(同24.0%増)、当期純利益214億2,700万円(同24.0%増)。1口当たり分配金は1万1,684円(同684円増)となった。

 期中、「新宿三井ビルディング」(取得価格1,700億円)、「グラントウキョウサウスタワー」(同470億円)を取得したほか、既保有物件である「上野イーストタワー」の共有持分40%(同134億円)を追加取得した。また、「NBF南青山ビル」(譲渡価格316億円)、「NBF新川ビル」の東館およびメゾンニューリバーの共有持分50%(同59億5,000万円)を譲渡した。

 その結果、期末時点のポートフォリオは、物件数75物件(総賃貸可能面積121万6,543平方メートル)、取得価格ベースで累計1兆3,675億円。サブリース勘案後の稼働率は97.2%(同0.5ポイント下落)、テナント総数は1,606となった。

 次期については、営業収益503億9,600万円、営業利益223億7,500万円、経常利益210億300万円、当期純利益210億300万円、1口当たり分配金1万1,500円を見込む。


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