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駐車場管理クラウドシステムを構築/三菱地所

「駐車場管理クラウドシステム」の利用方法と外部連携のイメージ

 三菱地所パークス(株)、三菱地所(株)、三菱地所リアルエステートサービス(株)は25日、駐車場管理クラウドシステム「CREPE」を構築したと発表した。

 駐車場利用者の利便性向上を目的に、ユーザーID・車両ID・店舗利用データを、駐車場自動精算機やカメラ、ゲートなど場内管制機器と接続し、連携処理するクラウドシステム。
 ユーザーは、駐車場利用前にスマホアプリで駐車車両の自動車登録番号やクレジットカード情報を入力。駐車料金の割引連携がある店舗利用時にアプリのQRコードを提示すると、アプリに割引情報が付与される。出庫時にはアプリ上のキャッシュレス精算ボタンを押すか、QRコードを事前精算機のリーダーにかざすと、割引処理された料金が精算される仕組み。チケット類の電子化により省資源化に寄与するほか、予約・入庫から精算・出庫まで非接触で可能となる。

 既存の駐車場・駐車場管理事業者も接続・利用できるため、複数の駐車場を一体管理することも可能。ETCでの車両識別・料金支払いのほか、他社の運営するポイントシステムや駐車場満空情報配信サービスなどとも連携できる。

 今後は、三菱地所パークスが管理・運営する駐車場に同システムを順次導入し、将来的には丸の内エリアをはじめとしたまちづくりにも活用していく。


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