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三井不レジ、幕張新都心に首都圏最大級のシニアレジ開発

「(仮称)パークウェルステイト 幕張計画」外観イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)は8月31日、首都圏最大級となるシニアレジデンス(住宅型有料老人ホーム)「(仮称)パークウェルステイト 幕張計画」(千葉市美浜区、全617室)を着工した。「パークウェルステイト」ブランドの5弾目。

 JR京葉線「海浜幕張」駅近くで進めている住宅・商業等の大規模複合開発「幕張ベイパーク」(総面積約17.5ha)内に立地。敷地面積2万4,589.34平方メートル、延床面積4万9,596.39平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上28階建て。三井不動産レジデンシャルウェルネス(株)が運営する。

 住戸の専有面積は42~71平方メートル台。車いすの回転スペースの確保や生活リズムセンサーなど、シニアのための機能性を確保した。介護居室も83戸用意する。

 共用部には、メインダイニングやバーダイニングなどのレストラン、フィットネスルーム、露天風呂、スカイラウンジ、パーティールームなどを設ける。敷地内には中庭・屋上庭園など約6,600平方メートルの緑地を整備。再生可能エネルギー活用等でCO2排出量削減に取り組むほか、非接触型セキュリティ等の導入によって感染症対策も施した。

 また、「パークウェルステイト鴨川」(千葉県鴨川市、2021年11月開業予定)に続き、千葉県南部の基幹病院「亀田総合病院」をはじめとする亀田グループと連携し、医療・介護サービスを提供。「幕張メッセ」等の周辺施設と連携したアクティビティの企画や専用シャトルバスによる送迎などのサービスも提供する予定。

 開業は24年秋を予定。


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