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越野建設、「音楽マンション」の供給を加速

「(仮称)蕨中央3丁目プロジェクト」の完成予想図

 越野建設(株)(東京都北区、代表取締役:越野充博氏)は、「音楽マンション」のブランドで展開している楽器対応賃貸住宅の供給を加速する。

 「音楽マンション」は、専用設備と建築の工夫によって演奏空間に適した遮音・音響性能を備えた賃貸住宅。入居ターゲットである楽器演奏愛好家の支持を集め、近年は完成前に満室となるケースが複数例出ている。事業性も高く、土地オーナーからの関心も高い。2021年8月時点で38棟730戸が稼働中で、さらに22年春までに6棟が完成する予定。

 来春完成するのは「(仮称)蕨中央3丁目プロジェクト」(埼玉県蕨市、総戸数47戸)、「ラ・グランブルー」(東京都北区、総戸数14戸)、「(仮称)文京区水道2丁目プロジェクト」(東京都文京区、総戸数13戸)など6物件109戸。

 また今夏より、グループの(株)ケーシー不動産管理が「音楽マンション」に特化した仲介事業および国内主要都市の土地オーナー向けの土地活用コンサルティング事業を組み合わせた「音楽マンション不動産」をスタートした。土地活用コンサルティング事業を通じて、従来は東京を中心に1都3県で供給していた音楽マンションを国内の主要都市にもエリアを広げる。ウェブ会議システム等を初期面談から活用し、遠方の相談者にも対応していく考え。仲介事業も専門特化することでより入居希望者とのマッチングを強化する。


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