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温室効果ガス排出量削減目標でSBT認定/東京建物

 東京建物(株)は9日、2021年6月に策定した温室効果ガス排出量削減目標に関し、国際的な気候変動イニシアチブ「SBT(Science Based Targets)」認定を取得したと発表した。

 SBTイニシアチブは、2015年設立。世界の各企業・団体が設定する温室効果ガス排出削減の目標が、パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2度を十分に下回る水準に抑え、また1.5度に抑えることを目指すもの)が求める水準に整合しているかどうかを審査し、認定する機関。

 東京建物グループは6月、脱炭素社会の実現に向け、19年度を基準年に30年度までにCO2排出量を40%削減、50年度までにネットゼロとする温室効果ガス排出量削減目標を策定。30年度までに、保有する不動産で消費する電力の40%を再生可能エネルギー化し、50年度までに、事業活動で消費する電力の100%を再生可能エネルギー化すること。30年度までに、原則としてすべての新築オフィスビル・物流施設・分譲マンションにおいて、ZEB・ZEHを開発すること。30年度までに、原則として開発するすべての新築オフィスビル・物流施設において、グリーンビルディング認証を取得することなどを掲げている。


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