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8月の近畿圏マンション発売戸数、8ヵ月ぶりの減少

 (株)不動産経済研究所は16日、2021年8月の近畿圏分譲マンション市場動向を発表した。

 同月の発売戸数は1,050戸(前年同月比35.1%減)と、8ヵ月ぶりに前年同月を下回った。契約率は65.0%(同13.2ポイント低下)。

 1戸当たりの平均価格は4,413万円(同26.4%上昇)、1平方メートル単価は78万7,000円(同13.4%上昇)と、ともに2ヵ月ぶりに増加。単価はバブル期以来の水準となった。

 即日完売物件は「エスリード堺レジデンシア」1期6戸(堺市堺区、6戸、平均1倍・最高1倍)など2物件7戸。

 月末時点の販売在庫数は3,545戸で、前月末から89戸減少した。

 9月の発売戸数は1,200戸程度を見込む。


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