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京都でヒルトンブランドのホテル開業/東急不

ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」外観

 東急不動産(株)、東急リゾーツ&ステイ(株)、ヒルトンは16日、リゾートホテル「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」(京都市北区、総客室数114室)を開業した。ヒルトンのラグジュアリーブランド「LXR ホテルズ&リゾーツ」のアジア太平洋地域初進出のホテルとなる。

 JR東海道本線「京都」駅から車で約30分、「鷹ヶ峰」「鷲ヶ峰」「天ヶ峰」の三座を総称した鷹峯三山の麓に位置する。敷地面積約2万3,407平方メートル。鉄筋コンクリート造鉄骨造一部木造地上4階地下1階建て、延床面積約1万2,378平方メートル。客室は、広さ49~100平方メートルで5タイプを用意。壁紙の一部に唐紙を用いる他、西陣織のアートワーク等を施した。また、鷹峯三山の景色を楽しめるよう、窓は全面ガラス張りとした。共用施設は、屋外サーマルプール、フィットネス、トリートメントルームで構成するスパ「THE ROKU SPA」と、京都の伝統工芸である「竹細工」がテーマのアートワークを店内に施したフレンチレストラン「TENJIN」。

 16日に開催したオープニングセレモニーに登壇した東急不動産代表取締役社長・岡田正志氏は、「鷹峯エリアは京都駅から車で約30分の距離ながら、多くの自然が残されている。世界遺産の金閣寺をはじめとする多くの寺社仏閣が徒歩圏にあり、当ホテル含めラグジュアリーホテルが集積することで、高級リゾート地として注目が集まりつつある。コロナ禍の終息後には、世界各国から訪れるお客様に、ROKU KYOTO での滞在を通して、まだ知られていない京都の魅力を伝えたい」などとコメントした。

客室。窓は全面ガラス張りとし、景色を楽しめるようにした


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