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「人生100年時代を支える住まい」、4事業を選定

 国土交通省は9月30日、「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の選定結果(令和3年度第1回)を発表した。

 同事業は、ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応し、高齢者、障害者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を目的に、先導的な取り組みを行なう民間事業者等を公募。先導性が認められる事業に対して補助を行なう。

 4月30日~7月26日の応募期間中、6事業の応募があり、4事業を選定した。選定されたプロジェクトは「誰もが暮らし続けられるすまいと地域の拠点づくり―空き家になった京町家の活用」(京都市南区、居場所よっとーくりゃす)、「 ホテルの機能とサービスをいかした多世代・多用途の利用を図る複合拠点施設再生」(茨城県鹿嶋市、まちづくり鹿嶋(株))、「 地域課題をつなぎ、分け隔てなく皆が交わる小さなまちの実現」(青森県青森市、(株)いきいき)、「お独りでも『安心住まい』『安心生涯』 ~終活プラン作成で最適住まいと管財・看護、相続執行までをトータルサポート~」(宮崎県都城市、特定非営利活動法人ライフサポートセンターHAPPY)。

 なお、第2回の公募(7月27日~9月30日)については、12月中をめどに選定を行なう予定。


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