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「8トン壁」採用、広いリビング実現した木造住宅発売

「キリンと暮らせる家 超空間プレミア」イメージ

 (株)アキュラホームは2日、木造住宅「超空間の家」をバージョンアップさせた、安全・安心かつより広いリビングを実現する新商品「キリンと暮らせる家 超空間プレミア」を発売した。

 アキュラホームグループ、同社が設立したビルダー集団スマートアライアンスビルダー(SABM)は、9月28日~30日に国立研究開発法人土木研究所(茨城県つくば市)において、「実物大倒壊実験」を実施。両者は過去にも3回実物大耐震実験を行なっており、巨大地震で大きな損傷なく、倒壊しないことは実証済であったが、さらなる限界へのチャレンジとして今回の倒壊実験を実施した。実験では、コロナ禍で需要が増加している「広いリビング」(1階2階ともに壁なし)を再現した住宅を試験体に、大空間が普及価格で安全安心に実現できるか、また近年の防災需要を受け、耐震性能の高い住宅として販売できるかを検証した。

 「キリンと暮らせる家 超空間プレミア」は、倒壊実験で採用された8トン壁を使用。無柱、間仕切りなしの大空間、広い吹き抜けのあるオープン階段なども採用し、キリン1頭も余裕で入れる34帖超のリビングを実現した。4月に発売した「超空間の家」よりさらに広い空間を実現し、ハイサッシなども標準スペックとして提供する。全館空調、太陽光発電システム(5.6kW)なども標準装備とした。
 販売価格は2階建て92平方メートル、1,765万円(税抜き)から。

実物大のキリンが入る大空間リビング


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